ビデオシリーズ
第11巻
のご紹介(7月21日更新)
1998年5月22日 ゲスト:蛭子 能収、なぎら 健壱、行長 万里、吉田 里深
場所は渋谷、おそうざい屋の金兵衛前。いつもタモリ倶楽部のロケ弁を作っているところだ。予算の切りつめのために弁当代を削減しようと交渉するプロデューサー。そこにゲストが現れる。堂々と台本を持って現われる蛭子。そうこうしているうちに、そうざい屋から「自炊しろ!出て行け!」と野菜クズを投げつけられる。それを拾って「もったいない」というなぎら、「安い弁当を作ってみせましょう」と、いつもの弁当の1/10の値段にあたる128円でロケ弁をつくることになる。
実際に作るのは、「マリちゃん」と呼ばれて登場する行長先生。使う食材は、にんじんやだいこんの皮、なすのへた、りんごの皮など、普段なら残飯になりそうなものや、価格が安いものばかり。「食材が汚いから」と手の消毒を薦めるなぎらに「なら食材を消毒しろ」と突っ込むタモリ。がその後は、突っ込みの「タモリ&なぎら」VS、ボケの「蛭子」の構図で番組は進む。
今回の見所は、蛭子のほどよいボケぶりだろう。かき揚げを油に投入する蛭子「よく見といたほうがいいよ」と吉田に言うのだが、蛭子も油が恐く、投入しようとした瞬間にタモリに「ボン!」と言って驚かされたり、蛭子がビールを飲むのだが笑ってしまって吹いてしまったり、その前で淡々と料理を作っていく先生。出演者のバランスがきちんと整っている一本。
しかも料理もアイディアがいい。ほとんどの料理に出演者全員感心していた。ちなみに、品目は、「野菜の皮のかき揚げ」「鶏皮のパセリ煮」「なすのへたの佃煮」「りんごの皮と大根の葉の梅和え」「車ぶステーキ」、切り干し大根を使った「焼きそばもどき」「玉ねぎみりんレモン」。これらとケースをあわせて128円の弁当は完成したのだった。
オープニングのSE:何かの洋楽の歌詞「OK」、のあとに三味線で「ベン!」
CM入りの音楽:不明
有意なSE、ジングル:タイトル表示時、ベートーベンの「運命」。「ベートーベン」と「ベントー」を掛けたものか?
1998年6月26日 ゲスト:嘉門 洋子、大原 かおり、杉作J太郎、荻原 純子、X−GUN、プリンプリン、底抜けAIR−LINE、雨上がり決死隊、ビビる
ある街角でオープニングをやってると、嘉門と大原の二人が若手芸人のライブに行こうと誘ってくる「いっしょにシビれましょうよー」と言う彼女らに会場を聞くと、指差した先には「低周波カイロプラクティック」の看板が。行ってみると低周波芸人の杉作が、治療機を動作されると左回りをするという芸を披露するが、本人はものすごく痛い。低周波治療機のスイッチは、観客であるタモリらが持っている。芸人はコントをやりながら低周波治療機の恐怖と痛みと戦わねばならない。
この回はコントの面白さと、治療機の痛みでめちゃくちゃになるコントのアドリブ部分で楽しむことができる。単純に「苦しんでいるから面白い」という状況。X−GUNは痛みにもだえすぎてまともにコントが進行できずにオチ部分がカットされるし、ビビるはコント全体がカットされてしまっている。しかしプリンプリンは治療機の痛みのため田中がセリフを忘れてしまうが、ネタ的にも面白く、オチもウマかった。
オープニングのSE:原田伸朗(あのねのね)の「痛ーい、なにすんのーん」
CM入りの音楽:銀座の恋の物語「心の底までしびれるような〜」
有意なSE、ジングル:オープニングで、「コント」の表示時、「ファイブ、フォー、・・」とカウント。「開演」の時にオーケストラの音合わせの音。
1998年7月3日 ゲスト:浅草キッド、河崎 実、塚本 兼司、山田 五郎、岸 竹志
いつものように外で始まるオープニング。ひととおりフィギュアについて雑談を交わしたタモリと浅草キッドは、そのまま文京区の「機械の女神」へ。そこでウルトラ警備隊のヘルメットをかぶってマニア度をアピールする河崎監督。店内を見てみると、ボンテージ系のフィギュアを見つけ、「お色気方面」への進行に喜ぶタモリ。塚本店長からボンテージフィギュアについて聞いていると、「・・・取材?」と突然のことで慌てた様子のあやしい山田教授が。ボンテージ系フィギュアを予約していたとのこと。店長を除く5人で、「昔スネークヘッドがトカレフを作っていた」「大通りに面する」倉庫を作業場に、フィギュアを組み立てることに。
全員がフィギュアの素人なので、その筋では有名な「フィギュア界の巨匠」岸先生に教えを乞いながら地道に作っていく。どうしても作業に熱中すると無口になってしまうので、「エロ言葉しりとり」をはじめる。そうこうしていると安斎が突然やってきて、ゲストが組み立てている前で、空耳アワーを始めることに。
この回は、エロ談議と、ライブ感あふれる空耳アワー、玉袋のフィギュアの変貌ぶりが楽しめる。
オープニングのSE:包丁を研ぐ音?
CM入りの音楽:「スケーターズワルツ」、スケート→フィギュアスケート
有意なSE、ジングル:なし
1998年7月10日 ゲスト:北野 誠、蛭子 能収、ユースケ・サンタマリア、梶原 しげる
雨の郊外、タモリがオープニングをしていると、ゲスト3人が入ってくる。話を聞くと、風俗に行きたいという二人に北野がSMクラブを紹介したがイヤがったので、「風俗の好き嫌いはわからない」という話。そこで二人の「風俗食わず嫌い」を決定する会場を設けることに。「男性ヌード写真を撮ろう(97/12/12放送、9巻に収録)」でも使われた家の一室で向かい合って対戦する。
北野・ユースケチームが、「ソフトSM、パイズリ、ローションプレイ、前立腺責め」、タモリ・蛭子チームが、「全身リップ、A・F、赤ちゃんプレイ、素股」をそれぞれ実際のプレイを別室で見てみる。見るのはユースケと蛭子だけ。最後に、やってみたい順にならべた相手方の並び順を当てるという方法で対戦が行われる。
この回は、「風俗って広いなぁ」と感じさせてくれるとともに、北野、タモリらと実際にデモをしてくれる風俗嬢との語りが、「風俗って奥深いなぁ」と思わせる、風俗を幅広く見渡せる、タモリ倶楽部の風俗ネタの代表格みたいなものだろう。
オープニングのSE:ビューという風の音のあと、「パラリラパラリラ・・・」と暴走族の音。風→族→「風俗」
CM入りの音楽:後ろから前から「後ろから前からどうぞ〜・・・」
有意なSE、ジングル:蛭子が男性器を口走ったのをマスクするため、トライアングルのような「チン」という音の後に、小さい太鼓のようなものを叩いた「ポコッ」という音が入る。
1998年8月7日 ゲスト:松尾 貴史、中村 有志、山崎 邦正、松村 邦洋、パンチ佐藤
ある住宅地っぽい場所でオープニングをしていると、どこからともなく突っ込みの罵声が聞こえてくる。そっちを見ると、山崎、パンチが中村の指導で突っ込みの練習をしていた。松尾の案内で訪れてみると、中途半端な突っ込みを山崎から浴びせられ、あきれるタモリ。すると山崎の下から松村が出てきて、「ずーっと映ってないっちゅーねん!」とまた突っ込み。パンチはノート片手に、標準語での突っ込みを考えていく。
レッスン1では、世界の喜劇王のビデオに突っ込んでみる。山崎はミスター・ビーンに、松村は、ジェリー・ルイスに、カーツはバスター・キートンに挑むが、「見ている人の共感を誘う」うまい突っ込みができず、「プレーンでみたい」という感想を抱いてしまう。山崎は突っ込む点がズレてて、松村はモノマネで字幕を読むばかり。パンチは不慣れなせいかポイントは突いてはいるが突っ込みに勢いがない。
レッスン2では、中村のパントマイムによる寸劇のボケに3人で突っ込む。勢いづくにつれ、山崎は調子付いて、きちんとした突っ込みができている。しかし話の流れでなぜか山崎がパントマイムをやることになる。
普段ボケとしての位置づけの山崎、松村のふたりと、全く素人のパンチ、そういう位置づけの人がむりやり突っ込みになると、突っ込みのへたさという意味での「ボケ」が楽しめるものだということをわからせてくれる奥深い一本。
オープニングのSE:不明
CM入りの音楽:本編の流れで、ゲストらが「なんでやねん!なんでやねん!・・・」と片手中段突っ込みの練習をしている。
有意なSE、ジングル:曲名不明だが、レッスンのタイトル表示で「なんでやねん、なんでやねん、なんでやーねんなんでやねん」という歌が流れる。
1998年11月6日 ゲスト:松尾 貴史、杉作J太郎、電車でゴーゴーレディー
電車の運転手の格好をしたタモリ。電車でGO!2のプレイステーション版の発売が間近ということで、その話を話題にしていると、同じように運転手の格好をした松尾が、「いまは電車でGO!ゴーですよ」と声をかけてくる。「3、4はどうしたんだよ」と言う問いに、松尾が指差した先には「電車でゴーゴー!」という店の看板。
店に入ると、吊革がぶらさがっている鏡張りの部屋で、座ってゴーゴーレディーといっしょに飲んでいる杉作がいる。そこでここが風俗店だと知ったタモリは、態度をいきなり軟化させ風俗方面へと番組が流れていくかにみえたが、松尾が「電車を語れ!」と無理矢理エロ皆無の電車カルトクイズ。タモリはマニアらしく順調に正解していき、いつものようにタモリ優勝かと思いきや、ゴーゴーレディーの一人がタモリと同点優勝に。その後、杉作のたっての希望で、風俗誌の社内中吊り広告大賞の選考会になる。
この回は、とにかくタモリがハイテンション。ゴーゴーレディーにヅラじゃない証拠に髪の毛を触らせたりなどサービス旺盛。恐らく自宅にアーケード用の筐体を置いてプレイしているほどの電車好きと、また好きなエロネタが重なったため、このような状況になったのだろう。なかなかタモリ倶楽部では見られないいい状態のタモリが見れる。
オープニングのSE:バイクのエンジンを吹かす音。
CM入りの音楽:曲名不明。「ぼくの名前は目蒲線、さびしい電車だ目蒲線・・・」
有意なSE、ジングル:なし